今日はリマーケティング広告についてのエントリーです。
早速ですが、皆さんはリマーケティング広告を運用される際、どんなリストを作成していますか?
おそらく、
・サイトに訪問したユーザー
・CV手前で離脱したユーザー
・CVしたことがあるユーザー
などのリストは作成されていると思います。
リマーケティングは効果の出やすい広告ですが、リストの作成方法を誤ると、とたんにパフォーマンスが悪くなります。
そこで今回は、リマーケティングリストを作成する上で大事な考え方をご紹介します。
訪問者の意図をパターン化する
先に答えを書いてしまいましたが、リマーケティングリストを作成する上で大事な考え方、それは「訪問者の意図を理解する」ことです。
例えば、弊社のコーポレートサイトに訪問したユーザーにリマーケティング広告を配信する場合で考えてみます。
弊社のコーポレートサイトに訪問してくださる方は、だいたい以下のような方が考えられます。
①営業先の企業を探して訪問した方
②弊社の採用サイトからコーポレートサイトに訪問した方
③仕事を依頼できる企業を探して訪問した方
④弊社のブログで技術に関する情報を見に来た同業者の方
ここでクイズです。
リマーケティング広告を配信すべきユーザーは何番のユーザーでしょうか?
①、②、④の方に広告を配信したところで、売り上げに繋がる可能性はありません。
つまり、答えは③の『仕事を依頼できる企業を探して訪問した方』ですね。
ここからが本題です。
どうやって『仕事を依頼できる企業を探して訪問した方』をあぶり出せばいいのでしょうか?
その方法をご紹介します。
訪問者の意図をサイト内行動に落とし込む
訪問者の意図がわかれば、サイト内でどのような行動をするかを推測してみましょう。
以下が、『仕事を依頼できる企業を探して訪問した方』のサイト内での想定行動です。
検索エンジンから自然検索で流入
↓
ランディングページはサービス紹介ページ
↓
サービス紹介ページの次に会社概要ページにアクセス
↓
離脱
いかがですか?
何となくイメージできる気がしませんか?
後は、上記のような行動をサイト内で行なったユーザーをGoogleアナリティクスでユーザーリスト化し、リマーケティング広告のリストとして活用すればOKです。
リスト数は少なくなりますが、CV率の上昇は期待できるはずです。
少し手前のかかる作業が必要になりますが、チャレンジしていただく価値は充分あると思いますので、お試しいただければ幸いです。